1999年5月17日 月曜日 
9か月・ポリオ

今日で日南子は9か月。

今日は保健所にポリオ(小児まひ)の予防接種にいった。会場には10分前に着いたのだが、すでに20数人の赤ちゃん・ママがいた。整理番号23のカードを貰い、検温する。来る途中、暑かったせいか7度4分にあがっていた(家では6度8分だった)。検温中に、同じ社宅の奥さんと坊やに会った。日南子と同じ9か月だが、日南子よりはるかに大きい。聞くと、身長75センチの10キロだとか。男の子って大きいなあ。

しかしその坊やは何度計っても7度6分で、診察のさい、ひっかかってしまって本日は予防接種受けられなかった。お母さんは、すごい残念がっていた。なんでも上のお子さん(4歳の女の子)をわざわざ横浜からおばあちゃんに来てもらって、面倒みてもらっていたとか。また出直しだし、悔しがるのもよくわかる。

日南子は大人しくて、順番を待ってる時に前にいた赤ちゃんと見詰め合ったりしていた。お医者さんの診察もなんだかうれしそうだった。おじさんが好きなんだろうか?

ワクチンは甘くておいしいらしく、女医さんが「さあ、りんご味のおいしいシロップ飲もうねえ」と言っていた。スポイトみたいなのでちゅーっと飲んで終了。おいしいらしく、しばらくもごもご味わっている。

帰りは社宅の奥さんとタクシーで帰った。車内でいろいろ育児の話をする。夜泣きするか聞いたところ、やはりするそう。「もー1時間ごとに起きて頭きちゃう」とか。男の子はやはりたいへんだとか言っていた。いたずらの度合いが違うそう。力も強いから押さえ付けるのが一苦労らしい。たしかに車内でもじっとしてなくて「おうおう」言いながら、車の窓をばんばん叩いていた。日南子はそんな彼の様子をじーっと無言で凝視している。めったに赤ちゃん仲間に会えないから珍しいみたいだった。

夜はポリオワクチンのせいで眠りが浅くなって何度か起きるかなと思ったが、全然逆で、1度しか目を覚さなかった。ぐっすりだったよう。意外。