1999年1月5日 火曜日

あけましておめでとうございます。今年のお正月は日南子と3人で、主人の実家に帰省した。

愛知の豊田までタクシー、新幹線、地下鉄とあらゆる乗り物で約4時間かかって帰省。元旦の帰省だったのでそんなに混んでいないかな、とおもったが、新幹線はほとんど満員。日南子は新幹線はどうもいまひとつお気に召さなかったようで、後半ぐずる。こういう公共の場で泣かれると大変だ。新幹線のなかで授乳の時間になってしまい、授乳は乗務員室を借りることができるらしいのだが、面倒だったので席でコートをかぶって見えないようにしてやってしまった。一番前の席だったから見えづらかったようで誰にも分からなかったと思う。(帰りはちゃんと部屋を借りました。おかげで落ち着いて授乳できました。)

無事名古屋に到着。日南子にとってはかなりしんどかったようで、地下鉄や迎えにきてくれた車の中で日南子、大泣き。ひいおばあちゃんとおじいちゃんが迎えにきてくれたんだけど、こんな状態で申し訳なかったです。

家に到着してもぎゃーぎゃー。環境の違いと旅の疲れのせいか手がつけられないほどの興奮状態。せっかくひいおばあちゃん達にだっこしてもらってもすぐに泣きだして大変だった。
ただ用意してもらったガラガラが気に入ったようで手に持って暴力的に振り回していた。いつのまにかちゃんと手で持てるようになっている。

落ち着かせるために早めにおふろに入れて寝かせる(お風呂でも大騒ぎ。)。夜も起きたりして一日目はとにかく大騒ぎだった。せっかく帰省したのにあんまり日南子を抱っこしてもらえなくて残念。

2日目にはだいぶ落ち着いたが、親戚の集まりに行くのはやめ、家でのんびりさせてもらうことに。犬達(ポンとデビル)とお留守番。犬達は日南子が来てからアイドルの座を奪われちょっとかわいそう。日南子に悪さをしたらいけないと、日南子に近づくと、ポンはおじいさんに足げりをくらっていた。犬達は日南子が何なのかよくわからないようで、とても興味深げだった。泣いた日南子を近付けるとポンは怖がって逃げ出して笑える。

3日目にはすっかり慣れてへらへら笑顔。おじさん、おばさんにも抱っこしてもらい、日南子、ご満悦。
昼すぎからかなり遅めのお宮参りに出かける。このためにとても綺麗な着物をひいおばあちゃんとおばあちゃんが用意してくれて感激。色がとても綺麗で上品。ほんとうにありがとうございました。。

お宮参りは車に乗って挙母神社に行った。3日だったのでそんなに混んでいなかったが赤ちゃん連れが多く、3か月ぐらいの赤ちゃんを連れたご夫妻とちょっと話す。その赤ちゃんは髪の毛がけっこうふさふさしていてうらやましい。着物を着せて(かぶせて)お参りをする。子守稲荷というのがあって、おばあちゃんが日南子の名前入りののぼりをたててくれた。

4日目にはもうすっかりなじんでしまった様子。朝もご機嫌でおじいさんおばあさんにだっこしてもらってもニコニコ顔だった。駅まで車で送ってもらったのだが、おばあちゃんの膝の上にのっけてもらっておとなしくいい子にしている。途中、気持がよかったようで眠ってしまう。
しかし帰りの新幹線がまた大変だった。ぐずるため、真基さんと交代で何度も席をたち、出口付近で立ったままあやし続ける。帰りは乗務員室で授乳させる。その間車掌さんには外で待ってもらって申し訳ない。
私達の席の周囲にはたくさん子供がいて、やはりみんなぐずっていた。ぐずるたび、子供を抱っこして席を離れるお父さんお母さん。みんなどこも同じだ。

なかなかたいへんな旅行だったが、ひいおばあちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんにも会えたし、お宮参りもできた。たくさんの人や犬たちがまわりにいて、いつもわたしとふたりっきりの日南子にもきっといい経験だったと思う。また遊びにいこうね。