2000年11月18日 土曜日
げろげろ事件・カー君と遊ぶ



夜中に日南子が吐いた。
明け方、「やだー、やだー」と大泣きしたのでまたいつもの夜泣きだよ、と思ってなんとなく無視していたらどんどん泣き方がひどくなり、「まったくもー」といらいらしていたら、激しく吐いた。寝巻きからシーツからゲロまみれに。あわてて日南子にシャワーあびさせる。日南子ますます絶叫。でも洗わないとゲロまみれで臭くてかなわない。ちなみに抱っこしていた真基さんもゲロまみれになった。

朝、どうかなと思ったが、走り回って全然元気。昨日の元気のなさが嘘のよう。今日はカー君とカー君のパパとママが青葉台から遊びにくる予定だったので、断ろうかどうしようか心配だったが、これなら大丈夫だと思い、予定どおり遊びに来てもらうことにする。

しかし午後2時に真基さんが免許取得のため教習所に行った後、昼寝から覚めた日南子はまた「やだーやだーおなかいたいー」と大泣きしながらゲロゲロ吐いた。あわててそのへんにあったタオルでゲロを受け止める。「おなかいたい」と言っているが、多分「気持ち悪い」と言いたいのだろう。「だっこーだっこー」と泣き叫ぶのでしばらく抱っこしてやる。

そういう最悪の状況下、カー君親子がやってきた。日南子は久しぶりに会うカー君を見て「やだーやだー」。

しょうがないがそんなこと言われたカー君がかわいそう。半年振りに会うカー君はもうすっかり男の子ってかんじ。ほんとよそのおうちの子はあっというまに大きくなるかんじがする。カー君のママも「ひなちゃん、すっかり大きくなっておねえさんだねえ」と驚いていた。なんといっても髪の毛が伸びたのがかなり印象違うらしい。半年前は肩より上でボブってかんじだったけど、今はロングで後ろでポニーテールだもんね。

体調悪いからどうかと思ったけど、日南子はカー君と元気に走り回る。なにが楽しいのか2人は廊下をデデデーと行ったり来たり30往復くらいしていた。でも日南子はやっぱりおなかの調子が悪いようで下痢のようなうんこをした。

裕月があまりにおとなしいのでカー君のパパもママも驚いていた。「寿樹は下に置けなかったよー。いっつも抱っこしていたもん」だって。うちも日南子はそうだったもんね。どこのおうちでも一人目ってだいたいそうなのかもね。

カー君は日南子より半年上なのだが、自分で靴をはいたり服をきたりしていて驚いてしまった。半年後には日南子もそうなっているのかなあ。

カー君たちが帰った後、2度目の昼ねをしていた日南子は目が覚めた後また吐いた。苦しいらしく吐きながら泣いていて、かわいそうになる。水分もうけつけないようでさっき飲んでいたお茶が全部吐き戻されていた。さらに下痢のようなうんこをまたした。

札幌の母に電話できいたのだが、多分自家中毒ではないかとのこと。家庭の医学や育児の百科で調べてみたら症状が確かに同じ。多分、裕月が生まれてからかなりストレスがたまってきていたのだろう。あまり叩いたり意地悪したりしないので「この子はやきもちやかない子なんだ」と勝手に思い込んでいた。こんな小さいのに精神的にかなりダメージを受けてきていたのだと思うとほんとかわいそうになる。

真基さんも「日南子はナーヴァスな子だから気をつけてやらないとだめだな」と言っていた。走 り回っていて裕月を踏みそうになったり(そんなところにおいて置く私が悪いんだよね)、投げた物がたまたま裕月に当たったりした時思わず「こら!!!だめでしょ」と叱ってしまうのだが、最初は全然聞いてるんだかなんだか分からない態度だったのに、このごろはおびえたように涙を目にいっぱいためてこっちを見るようになった。ちょっと叱り方も考えたほうがいいかもしれない。頭ごなしに叱るのはよくないかも。やっぱり下の子ができると上の子はなんだかんだストレスを受けるんだなあと痛感した。