2000年10月14日 土曜日
東京復帰



パパに東京から迎えにきてもらい、ついに2か月お世話になった札幌を後にする。ほんとあっというまだった。来たときは真夏で日南子は庭で水浴びなんかしていたのに、今はもう秋というか初冬の雰囲気。北海道の秋は短い。朝晩ストーブたいているし。昨日は近所の川原を日南子と二人で散歩したのだが、あまりの風の冷たさに凍えてしまった。ここのところ日南子は自分で歩くようになったので、川原の散歩はけっこう楽しかった。

札幌では母と父と祖母にいつも遊んでもらい、日南子はほんとたのしそうだった。特に祖母の家がお気に入りで、よく仏壇に「なむなむ」する(両手を合わせて拝むこと)と言っては遊びにいっていた。あと母の自転車に乗せてもらうのが大好きで、母と二人で公園やコンサドーレ札幌の練習を見に連れていってもらっていた。いつも東京では二人きりの密室状態なので、こういう大家族のほうが子供にとっては幸せなんだろうなあ。言葉もすごくたくさんおぼえたし。歌もうたうようになって、よく「かーえるー けろけろけろけろ」と「かえるのうた」らしきものを大声で歌うようになった。

父、母、祖母とのお別れはすごく寂しかった。日南子はまだよく状況を把握していないので、「ぶーぶーに乗っていいところにいける」ってかんじだったけど。空港で見送りにきた母とおじさんのまさおちゃんとの別れもあっというま(子供連れは優先して通してもらえるらしく、長蛇の列だったにもかかわらず誘導してもらってあっというまに先頭になってしまった、、、)で、日南子は全くわかっていないようだった。

東京の家について、日南子は「あれ?」って顔して、「ばーちゃん、いないね」と一言小さく言っていた。また来年、避暑に遊びにいこうね。裕月も一緒にね。