1999年7月29日 木曜日 
由香ちゃんちにいく

今日は妹の由香の家に久々に遊びにいった。

今回は10時ちょっと前に出発。まだそんなに暑くなかったし、電車もすいてて助かった。しかし、小平の駅につき、駅の外に出たらあまりの暑さと日差しの強さにくらくら。日南子は電車の中で眠ってしまっていたので、目を覚さないように、駅前にあったミスタードーナッツに逃げ込む。お土産のドーナツを買うと、次はその近くにあった書店に逃げ込んだ。入り口付近で由香が車で迎えにくるのをちらちら表を見ながら待っていたら、親切そうな書店の主人が「なにかおさがしですか?」と声をかけてきた。「いえ、べつに、、、」と笑ってごまかしながら、待つ。悪いので(?)ついでに本を2冊買った。日南子がぐーすか寝ているのを見て、主人は「おやおや、ぐっすりだねえ」と笑っていた。本を買って外に出たら、ちょうど由香の車がやってきた。しかし、由香は私達の10メートルほど離れた所にいた赤ちゃんとお母さんを、私と日南子と間違えたようで、そっちに手を振っていた。直後に気付いたようで、「恥ずかしいー!!」と赤面していた。手を振られた親子も誰だっけ、、、と思っただろう。

由香のおなかは、かなり大きくなっていた。おなかの中から蹴飛ばされるらしく、たまに「うえ」とか言ってた。あともう少しだから頑張ってね。

日南子は車から降りた途端にぽかっと目を覚し、家に入ったらやはり泣き出した。「ここはどこだーー!!」って感じできょろきょろあちこち見ている。どうも一番こわいのが居間と台所を区切っているガラスの引戸のようで、そこを開け閉めするたびに日南子は絶叫する。一体なんで??私と由香は首をひねるばかり。途中、ドーナツを食べたらご機嫌が直り、由香ににこにこしたりする。ぬいぐりみを持って歩く日南子を見て、由香は驚いていた。この前、4月の初め頃に来た時ははいはいで後ろにさがるくらいしかできなかったもんね、、、。しかし、途中また引戸を開けて出入りした途端、また泣いてしまう。不思議だ。由香も、「言葉が話せたら、なんでそんなにこわいのか聞いてみたいよね、、、」だって。全くだ。

40分ほど、私の膝で昼ねしたのだが寝起きも最悪だったので、4時ごろに由香の家を出た。帰りは山手線がけっこう混んでいて、ドアの付近に立っていたのだが、日南子が座席に座っている人をキックするので油断ならない。日南子の足をがっちりつかんでキックしないように抑える。家についた時はけっこう疲れてしまった。が、日南子にとってはなかなかいい刺激だったようだ。夜も意外とよく寝てくれたし、、、。また今度由香ちゃんちにトライしてみようね。