1999年4月19日 月曜日 
はいはい前進

今日も朝から雨。やだなあ。
日南子は床で四つん這いになったり、寝っころがったりしている。顔を洗い、化粧水をつけていたら日南子がこちらにまっしぐらにはいはいでやってきたのでびっくりした。どうも化粧水の壜が好きらしい。カエルのようにぴょんぴょんはずみをつけながら、こっちに来る。はいはいの前進なんだろうが、見ているとおかしくて笑ってしまった。そうか、前進できるようになったのか。ちょっと変だけど。一応できるんだね。

あと、はいはいスタイルからお座りの姿勢に移れるようになった。四つん這いだったのに、気付くと座ってテレビを見てたりする。なんか少しづついろいろできるようになってきたなあ。まだ動きは大方とろとろしているので平和なもんだが、スピードアップしたらたいへんだろう。

日南子の昼寝中に札幌の父が送ってくれた本を読む。私が持っている育児書の著者、松田道雄さんが書いた本で、タイトルは「私は赤ちゃん」。ストーリー仕立てになっていてなかなかおもしろい。 むすびで、赤ちゃんをうまく育てるこつは、危険の起こらない条件を用意しておいて捨て育ちにすること、と書いてあるが、ほんとうにそのとおりなのかもしれない、と思った。 「初心の親は赤ちゃんを上手に育てようとして熱心になりすぎ、かえって失敗する。子供を大きくするものは、子供をとりかこむ環境で、親はその一部でしかない。親が子供にかまいすぎると、子供に必要な自然な環境を失わせ、異常な成長を強いることになる。」と書いている。なるほどねえ。実際は捨て育ちって難しいかもしれないけど、そのほうが親も子も双方いいかもね。やっぱり気を楽にしてのんびりやるのが一番いいんだろうな、、、。