1999年4月7日 水曜日 
由香ちゃんちへ行く

今あいかわらず夜、目が覚める日南子。
夢を見て寝ぼけてるのかしらないけど、目を閉じたまま「ひーん、ひーん」と泣いている。こうなったらしばらくおさまらないが、不思議なことにおっぱいを含ませるとぴたっと泣き止む。しばらくくちゅくちゅ飲んだ後はまたすんなり眠ってくれる。最初は抱っことかで眠らせようとしたが、やっぱだめ。白湯もわざわざ台所に立つのが面倒、、、。夜泣きの治療におっぱいは最適らしい。育児の百科でも、母乳ですぐさま眠らせるのが最良の方法とのこと。多いときは3回、目を覚して泣くので、添い寝授乳が一番楽だ。

今日はいい天気。今朝は寝坊して11時に日南子と私は起床。小平の由香のうちへ初めて遊びに行くことにした。小平まで乗り換えが2回(日比谷線で恵比寿まで、恵比寿から山手線で高田馬場、高田馬場から西武新宿線で小平)、だいたい1時間ちょっとで着くらしい。日南子と二人っきりでそんな遠くに行くのは初めてだったのでちょっと心配だったが、大丈夫だった。途中ぐずることもなく、一安心。

由香は今妊娠4か月なのだが、私が去年使っていたマタニティウェアを貸してあげようと思い、手提げに入れて持っていった。小平駅からは由香が車で迎えにきてくれたので、のっけてもらった。 しかしここまでは順調だったが、由香の家に一歩入るなり日南子、「うわーーーん」。
人見知り・場所見知りだ。いつまでたっても泣き止まず、面倒なのでほうっておいたらずりずり後退りしながらはって、部屋の隅まで行ってしまった(由香の家はかなり広いので、さがりがいがあったのだろうか?)。私と由香は大笑い、、、。泣きながら四つん這いになって、今にも立ち上がりそうな様子を見て、由香はたまげていた(実際、私も驚いた。いつのまにこんなに足腰がしっかりしたのやら。大泣きも無駄ではないな、、、)。

途中、無理矢理昼寝させようと由香のベッドに入れたら、一瞬機嫌がよくなりにこにこしだしたが、由香がちょっと見にきただけでまた「うえーーん」。合計2時間は泣いてました(笑)。

帰りの電車も泣くかなー、、、と心配だったが、全然平気。けろっとしている(しばらくはひっくひっくとしゃくりあげていたが、、、)。どうも電車とかで知らない人を見るのは全く平気らしい。 平気どころか隣のおじさんに手を伸ばして触ろうとまでするし。なんかよくわからないが、多分密閉した見知らぬ空間がいやなのだろう(ほんとか?)。まあ、人見知りも今がピークだという話だし、おいおい慣れていくでしょう。