2001年4月3日 火曜日
日南子迷子になる



日南子が有栖川公園で迷子になった。

有栖川公園は、すごく大きくて藪やら茂みがいっぱいの、都心にしてはとてもワイルド(?)な公園なのだが、日南子は最近、そういう茂みの中をアマンダちゃんと探検するのにはまっていた。一応ちらちら二人の頭が見えていたので安心していたのだが、裕月を抱っこしながらアマンダちゃんのママとおしゃべりしていると、アマンダちゃんだけが戻ってきた。「あれ?日南子は?」と聞いてみたら、「ひなちゃん、ひとりで散歩だっていって、どんどんいっちゃった」。

「げ!!」と思い、あわてて探すが姿がない。いったいどこまでいっちゃったか見当がつかない。多分、いつも行く梅のある広場だろうと思い、行って見るがいない。この時点でパニックになり、大声で日南子の名前を呼びながら走り回った。 30分以上探したところで、まさかこんな外れにはいないだろう、、というところで外人のおばさんとすれ違った。そのおばさんは私が大声で「ひなこー」と呼んでいるのを聞いて、「Little girl?」と言いながら、手で日南子の背の高さを示してきた。「She is crying over there」と池のほうを指差して教えてくれた。

お礼を言って走っていくと、大泣きしている日南子発見。見知らぬおばさんとその娘さんらしき人が日南子の手をつないで「ママ、どこかなー」と言っているのが聞こえた。やっと見つかりあまりの嬉しさに涙が出てくる。ほんと、もう2度と会えないかと思った、、、。日南子みたいに一人でどんどん行っちゃうお子様はもともと冒険好きらしく、迷子もこれから何回もなるだろうと育児書に書いてあった。そういう子には迷子札が必需品とか。気をつけねば。