2000年5月26日 金曜日
妊婦健診(23週)



今日は病院へ妊婦健診に行った。ちょっと心配だったが今回は試しに(?)日南子と二人きりででかけた。

日南子は受付まではいい子であったが、尿検査でトイレに連れて入ろうとした途端、泣きだした。暴れて泣くので困っていたら、親切な検査技師の方が日南子を抱っこしてくれた。そのすきにトイレに入り慌ただしく尿を採取。お礼を言って、日南子を受け取り、次は体重と血圧測定。ここでも日南子、絶叫。あわてて測定し、ポケベルで呼びだされるまで母子保健科の遊び場(待合室)に日南子を連れていって遊ばせた。おもちゃがいっぱいなので、うれしそうに遊びはじめる。

そのうちポケベルが鳴りだしたので番号の診察室に入った。途端に再度日南子、絶叫泣き。どうも小部屋がこわいようだ。暴れてのけぞる日南子を抱っこして先生が来るのを待つ。先生が登場するとさらに大声でパニック泣き。「別に日南子が診察されるわけじゃないんだよー」と言っても全然聞いていない。

まりも2のほうは特に問題もなく順調とのこと。これで診察は終わりかと思いきや、なんと今日はこの後、内診と血液検査もやるとのこと。うかつだった。日南子は「帰ろう、帰ろう」といわんばかりに泣いてしがみついてくるし、おまけに港区配付の診察ただ券をうっかり忘れてきた。まさか今日こんなに検査いっぱいやるとは(券は結局、夕方再度病院に持っていくことになった。面倒、、、)。

内診中はしかたないので日南子をベビーカーに括り付けて内診台の隣に置き、手を握ってやっていたが、日南子はもうすごい大声で泣きわめいていた。病院中に日南子の絶叫がとどろきわたっている。私と先生の会話はほとんどかき消されてしまい、お互い言っていることがよくわからない。私は、ちょっと前から水っぽいものがおりてきているかんじがあって、「もしかして破水?」と心配していたのでそのことを聞いてみたが、先生は「心配ない」といっている(よう)なのでとりあえず安心。 その間も日南子は泣きながら哺乳壜を投げ飛ばしたり、看護婦サンが持ってきてくれたトトロのぬいぐるみを吹っ飛ばしたり、大暴れ。

次に保健婦さんと別室で相談。ここでも日南子はさらにパワフルに大泣き。最初はあやしていた私もいいかげんいやになってきて、しまいには「日南子、まわりに迷惑だよ!!もう!!」と怒ってしまった(多分、傍で聞いている人達は日南子の泣き声よりも私の叱り声のほうが不快だったろう)。保健婦さんは最初「あら、つきそいの方いないんですか?」とちょっと迷惑そうだったが、終わりには「たいへんですよねえ、、、」と同情モードであった。でも実家が遠かったり、パパが多忙で会社を休めない家庭なんていっぱいあるはずだよね。病院でもちょっとした託児施設みたいなのがあればいいのに。でもそんなのお金かかってたいへんかなあ。そういう細かい面も今後改善されれば少子化問題も少しはよくなるんじゃないかな(あと出産費用の軽減とかね)。

最後に血液検査のために血を注射で抜いたのだが、これが日南子の恐怖の頂点だったようだ。もう茹でだこみたいに顔がまっかっか。目から涙、鼻から鼻水、口からよだれで泣きわめく日南子。ようやく全て終わって帰路につき、もう母子ともにぐったり。今後はやっぱり豊田のおばあちゃんかパパに来てもらおうね、、、。ママが馬鹿だったよ、、、。