2000年1月23日 日曜日 
お通夜

お通夜の前に母と真基さんと日南子と私の4人で近所のケーキ屋にケーキを買いにいった。日南子は極寒地の子供よろしくボブスレーにのっけられ、それを母がひっぱっていった。日南子をひっぱって重いはずなのに、母は歩くのが速く、常に私達の10メートル先にいる。仕舞いには私と真基さんはずるずる滑りながら駆け足だった。おそるべし現地人。日南子はあまりの寒さに凍結してしまったのか、顔色はまるで腐った桃。表情は「一体この白い世界はなに?????」というかんじ。少しも動きませんでした(笑)。

お通夜は家から車で40分ほどの斎場でとりおこなわれた。たくさんの親戚と知り合いの方々が来ていた。日南子はお通夜の後であちこち歩き回っていたのだが、一番気に入ったのはお坊さんの派手な椅子のようであった(何度もよじのぼっていた)。とにかく親戚中にちやほやちやほやされて、いい気になっていた。にこにこ笑顔で愛嬌をふりまく日南子。すっかりアイドル気取りである。